if you wanna relate, open your personal space


最近気になってる音楽とお盆休み中に観た映画の紹介。







最近はもっぱらTHE WLDLFEのアルバム、「Heaven is a place, 2024」を聴いてる。彼らはいつも「〇〇, 年代」って名前でアルバムを出しててそれが可愛い。たまに聴くのをやめられないくらいハマる曲を出すんだけど、今回だとwrite a song about itが個人的にツボすぎてずっと聴いてる。ミュージシャンの苦悩のようなものを皮肉って歌ったような曲。you wanna be a star?, i watch my friends line up for record deals, it's 4am do you expect my best thoughts?って部分が特に好き。






あとディズニーがバンドとコラボした「A Whole New Sound」ってアルバムが9/6に配信されるんだけど、今これが一番楽しみかもしれない。simple planが、ライオンキングの曲を歌ったよー、って告知しててそれでこのアルバムの存在を知ったんだけど、ラインナップが良すぎる。we the kingsとかboys like girlsとかあの頃のemo phaseなバンド達の中にLOLOとかmeet me @ the altarとか最近のアーティストもいるのがすごく良い。私の大好きなトイストーリーの曲も入ってるからどんなアレンジになってるのか楽しみだなあ。2017年くらいまで「Punk Goes Pop」っていう、ポップソングをバンドがカバーしたアルバムが出てたんだけど、いつの間にか企画が終わってしまって。今でもyoutubeとかだと独自にカバーしてる人たちいるけど、厳選したバンドや楽曲で1枚のアルバムにしてくれてるのはやっぱり嬉しい。ミッキーたちが、ライブハウスのバックステージ入口的なところに立ってるジャケットも可愛い。














次は映画の紹介、珍しく邦画を2本と、洋画を1本。


「Winny」


ファイル共有ソフトWinny開発者の不当逮捕と戦った人々を描いた実話。



東出昌大さん演じる金子勇はまさに天才、な人物で、あらゆるソフト等を開発してるんだけど、その中の1つWinnyを2ちゃんねるに公開したところ違法アップロードが相次いで、開発者の彼も逮捕されてしまう。






映画内で、“ナイフを使った殺人事件が起きたとして、ナイフ製造業者は罪に問われるか?”といった台詞があるんだけど、この言葉がまさにすべてを表していて。間違った使い方をした人が悪いに決まってるのに、造った人まで逮捕されるなんて意味不明だし、でもこの事件はそれが実際に起きてしまって、金子勇と弁護団は7年間も不当逮捕と戦い続ける。





出る杭は打たれる、というのが映画の1つのテーマになってて、ここでいう杭は金子勇。頭が良くていろんなアイデアを持っていて、間違いなく日本の技術をあらゆる面で向上させることができる人物なのに、“目立つから”潰す。日本の悪いところだと思った。金子勇はもうこの世にはいないんだけど、彼が作った技術なしでは今のSNSやサブスクサービスなんかは動いてないと思うと、すごく考えさせられる映画でした。










「空白」


スーパーで万引きをした女子中学生、それを店長が見つけて追いかけるんだけど女の子は逃げる途中で道路に飛び出して車に轢かれて亡くなってしまう。女の子の父親は、店長を責め続けるが…というお話。






私、割合的に洋画を観ることが圧倒的に多いんだけど、邦画を観る時はどうもこういう重たい映画を選びがち。じめっとした日本らしい雰囲気が大好きなんだよね。これは特にしんどかったなあ。もちろん万引きをした子も悪いけど、店長を責めたい父親の気持ちもわかるし、上の画像の店長の発言のとおり店側だけが非難されることにも違和感を感じる。全員に共感できるからこそ、何が正しくて何が間違ってるかわからなくなるし、きっと誰も間違ってないんだと思う。人にはそれぞれの正義があって、1人1人の意見にはやはり耳を傾ける必要があると思うし、どちら側から見ても間違ってることは正していかないといけないと思うけど、片方だけが正しいって主張してるものが実際に正しいことはほぼないんだろうなと思った。こういった事件の話になると、また難しいけど、どうにもならない感情だったりもどかしさをすごく細かく描いた映画でとてもよかったです。














「ツイスターズ」


オクラホマで多発する竜巻を天才とYoutuberが協力して破壊する。




今年これ以上に興奮する映画に出会えるだろうか。。。知識で戦うケイトと、派手さで勝負するYoutuberタイラー。この映画、スピルバーグ監督が製作総指揮を担当してるんだけど、「ジョーズ」みたいに主人公たちが戦う対象に対して恐怖以上に美しさを感じている、ってところがすごく好きでした。敵意だけじゃ上手く戦えないんだよな。好奇心があるからこそ多くを学んで知識を増やして立ち向かえる。かっこいい。主人公のケイトを演じてるDaisy Edger-Jones、お上品な顔立ちですごく好きだったんだけど、どこかで見たことあると思ったら「ザリガニの鳴くところ」の主演の子だ。知的な役がぴったり。





オクラホマが舞台だから、挿入歌でカントリーがたくさん流れてそれもテンション上がるし、アメリカらしい派手な映像も楽しい。何より無駄なキスシーンとかがないのが良い笑、ちょっとした恋愛というかときめきはあるけど、あっさりした描き方だったしそこも潔くて好きだった。一応1996年の「ツイスター」の続編らしいんだけど、それはまだ観てないのでそっちも観たい。「エイリアン ロムルス」公開に向けてエイリアンシリーズ予習してるから、それが終わったら笑。












毎年のようにサマソニが終わると、洋楽離れとかが話題に上がるけど、個人的にも洋楽や洋画のファンは少ないなとは思う。ツイスターズ本当に面白かったし評価もかなり高いのに観てる人ってそんなにいないんだよね。全体的な洋画の公開本数も減ってるし。これってやっぱ英語嫌いな人が日本に多いことが原因なのかな、もう何年もこのことについて考えてる(笑)私は今その英語嫌いの芽を早めに摘むために塾で英語を教えてるけど、やっぱり嫌いな子って本当に英語を嫌ってるし、嫌いだからこそできないし、できないからまた嫌いになるし、難しい問題だなって思う。好きな子はめちゃくちゃ好きなんだけどね、差が激しい。日本にももちろん良い作品はたくさんあるけど、同じように海外のものも評価されるようになってほしいな。やたら英語関連のもの嫌う人いるやん、それを無くしたいんだよね。そのほうがいろんなものが溢れて楽しいし、自分にはなかったものの見方や捉え方ができるようになって、さっき書いた「出る杭を打つ」的なやり方も減ってくるかもしれない。私は単純に英語が好きだし、洋楽や洋画が大好きだけど、根っこにある願い?はずっとこういうことな気がする。良いものは良い、って言って、何かのきっかけで1人でも多くの人に届けばいいな。






(今日のタイトル: write a song about it/THE WLDLFE)


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